新旧電波塔、色物対決。

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みなさま、ごきげんよろしゅうございます。

五月も晦日。いよいよ明日から単衣のシーズンです。

この前成人式着付けが終わったばかりなのに・・・。

というのは言いすぎですが、月日が経つのは早いものです。

しかし、こちらはついこの前完成したばかりなのに!?と思ってしまう方も多いはず。

スカイツリーがいよいよ電波塔として、本格始動です。

 

 

「最後の夜」は五輪カラー 東京タワー、電波送信終了へ

NHKと民放5局の電波送信が31日午前9時、東京タワーから東京スカイツリーに切り替えられる。

半世紀以上にわたってテレビやラジオの電波を放ち続けた東京タワーは今後、予備電波塔として利用される。

(朝日新聞デジタル)

 

「粋」                            「雅」

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そうだ、スカイツリーって電波塔だったんだ。

武蔵の国にひっかけた634メートルの高さや、LED照明を使用した最新のライティングなど、

新たな観光スポットとしての顔ばかりが目立っていましたが、電波塔が本業ですよね。

そう言えば、テレビで試験電波受信なんてやっていましたよ。

新たなスターの登場で、すっかり影が薄くなっていたのが東京タワー。

こちらはなんと言っても、昭和の記念碑的な建造物。

昭和生まれとしては、平成タワーに負けるな!とエールを送りたくなってしまいます。

とはいえ、世代交代は致し方ありません。

現役引退となりましたが、これからは下町の御隠居さんのように、(実際下町にあるのはスカイツリーの方ですけれど^^;)、ゆったりまったり、昭和レトロの魅力をアピールしていってほしいものです。

若手のスカイツリーだって、副業(=観光)ではライバルがいた方が張り合いがあるというもの。

東京二大タワー、魅力的な観光スポットとして、末長くお互い切磋琢磨していってくれることでしょう。

さて、現役最後の夜は、青、黒、緑、赤、黄の五輪カラーで彩られたという東京タワー。

カラフルなタワーも見ものだったと思いますが、やはりシンボルカラーは「赤」です。

首都高から見える、真っ赤なライトがにじむほっそり三角タワーは、

新宿高層ビル群とともに、巨大都市東京の夜の顔でした。

暗い夜にも蒼い空にも、よく映える「赤」

どのようなコンセプトで決定された色だったのか、寡聞にして分かりませんが、

高度成長時代の空気にベストマッチしていたのではないでしょうか。

さて、これに反して、新星スカイツリーのライティングテーマカラーは、和をイメージした青と紫。

一日おきに色が変わります。

「粋」の青は隅田川を、「雅」の紫は江戸紫をイメージしているとのこと。

下町のタワーとして、強く「江戸」をアピールしたようです。

和文化への回帰、といったところでしょうか。こちらも今の時代の空気をよく映しています。

色も形も立地条件も好対照。

これからは、「東京タワー派vsスカイツリー派」で、世代を超えて楽しめる話題になりそうです。

ところで、「半分消えてしまった、東京タワー」という、不思議なワンフレーズの入った曲があるのですが、

これを聴くたびに、半分って上下?左右?と、とても気になっています。

その上、この歌詞は空想で書かれたのではなく、本当に半分消えたことがあるという話なので、

試験的に半分消したのか、あるいは何かのイベントだったのか・・・?

謎は深まるばかりです。

 

文責/篠井 棗

 

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