青い梅はありません

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みなさま、ごきげんよろしゅうございます。

桜開花宣言とともに、マスコミの話題は桜前線の追っかけ一色になります。

しかし、お忘れなきように。

梅は咲いたか~桜はまだかいな~♪

というわけで、梅だって負けてはいません

 

 

 

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夫婦梅 伐採へ

大衆文学の巨匠、吉川英治が愛したとされる紅梅と白梅の老樹二本が、ウイルスに感染したことが分かった。

吉川英治記念館(東京都青梅市)の庭園の梅で、同館はこの二本を含む二十四本を今月中に伐採する。

紅白二本の梅の木を仲むつまじい夫婦に見立てて、吉川が詠んだ歌がある。

 

白梅は紅梅に倚(よ)り

紅梅は白梅に添ひ

双照 双映

いよいよ白く

いよいよ紅(あか)し

 

同館によると、現在も庭園にある二本が、歌の題材だという。

多摩川の清流を愛した吉川は戦中の一九四四年三月、東京・赤坂から家族と青梅市に疎開。

農家の屋敷を買い取り、「草思堂」と名づけた。

ここで「新・平家物語」の執筆を始め、地元の若者たちを集めて俳句を指導。

戦後の五三年八月、品川区に新居を構えるまでを過ごした。

記念館は七七年、草思堂の一角に開館。

梅の名所「吉野梅郷」の西端にあり、庭園にも疎開前から多くの梅の木があった。

吉川も植樹し、現在八十本を超える。

歌に詠まれた二本が感染したのは「プラムポックスウイルス」。

果樹に感染するウイルスで、二〇〇九年に世界初の梅の感染例が青梅市で見つかった。

感染すると葉や花びらに斑紋などが現れる。

吉野梅郷では拡大を防ぐため毎年、感染が確認された多数の梅を伐採している。

同館学芸員の片岡元雄さんは「昔からある梅が切られるのは残念」と悔しがる。

同館は「お別れ企画」として、梅をテーマに俳句を募集している。三十一日締め切り。

(東京新聞 TOKYO Web)

 

 

 

 

吉川英治の他、日本画家・川合玉堂にも愛された町・青梅。その名の通り、梅の名所です。

さてさて、春の花は桜だけじゃないよ!と、意気込んではみたものの、

今年はプラムポックスウイルスが大流行していて、吉川英治記念館からほど近い

「梅の公園」でも、多数の木が伐採されてしまいました。

青梅市商工観光課によりますと、これから少しずつ植林して、

数年かけて元の本数に戻していく予定とのこと。

梅の木の成長と健康を見守っていきたいですね。

そんなに待てない!というか、今年行ってもダメじゃんという方、大丈夫です。

遠方からわざわざ足を運んでいただいても、ガッカリはさせません。

まだまだ観賞するに値するだけの多数の木が艶を競って咲いていますので、

安心して青梅にいらしてください。

どこに行ってもソメイヨシノ一辺倒の桜と違い、こちらの梅は、一重八重・紅白黄梅と、

たくさんの種類を見ることが出来ます。

「書屋の蝶」「酔心梅」「緋の司」など、一本一本に優雅な名前の書かれた札がかかっていますので、

これを読みながらの散策もオツなものです。

都心より1~2度気温の低い青梅市では、今がちょうど見ごろ。

梅は桜と違って、いっせいにどわっと咲くことはありませんが、

開花時期も長く、すばらしい香りに酔うことも出来ます。

周辺には、吉川英治記念館の他、「青梅きもの博物館」もあります。

着物好きの方はこちらにもぜひ、お立ち寄りくださいませ。

吉野梅郷 梅まつり

文責/篠井 棗

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