落語ロボ

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みなさま、ごきげんよろしゅうございます。

金環日食を見るために、烏合の衆が平日の朝っぱらから口をあけて空を見上げていたここ最近の日本。平和ですね。

さて本日の話題は「落語」

某新聞社のCMで取り上げられたり、お笑いブーム+和ブームに乗っかってみたりで、今やなかなかの人気ぶり。

おじ様の聖地であった新宿末広亭も、訳知り顔の通ぶったお兄さんや、

「ちょっと他の人とは違う趣味なのよねぇ~」的な

仕事帰りのOLさんたちが、徐々に進出してきて、会場は連日大入り満員でございます。

新橋も落語も取り上げられちゃったら、おじ様たちの安息の場がなくなっちゃうかもしれませんね…。

そんな中、ちょっと話題になったのがこれ。「落語ロボ」です。

 

落語家で人間国宝の桂米朝(86)の“落語ロボ”が製作されることが21日、わかった。

大阪・北区のサンケイホールブリーゼで行われた「桂米朝米寿記念米朝一門夏祭り」(同所、8月1~3、9日)と「桂米朝展」(同所、1~9日)の会見で発表された。

その名も「米朝アンドロイド」。等身大で顔は特殊樹脂などで作られ、米朝そっくりの表情に。口の中にスピーカーが内蔵されており、過去の

落語の音源を使って“しゃべる”ほか、手ぶりも交えて落語を披露する。

大阪大学基礎工学部の石黒浩教授らが、ホール側から依頼されて製作中。製作費は約5000万円に上るとみられる。

桂米團治(53)によると、自身のロボ化に米朝は「誰がそんなアホなこと考えたんや」と笑っていたという。

米團治は「まばたきも口の動きも自然」といい、ざこば(64)も「そっくり。すごいもんができあがると思う」。

桂米朝展で無料公開される。(サンケイスポーツ紙)

 

ほんと、すごいもんを作っています。さすが大阪大学。上方落語発祥の地の大学だけあります。

ロボット技術の開発は、「生活の役に立つ」ことと、アトムのような「夢のロボットを作りたい」という趣味的なこととの二面性があります。

今回の落語ロボは、後者の最たるもの。

日本はこんなことに金使えるんだー。それより介護ロボ開発したほうがよっぽど社会貢献になるんじゃないかなぁ。

などと野暮なことを言ってはいけません。

資本主義社会ですから、製作を依頼されてお金払ってもらえば作るのは当たり前なんですが…。

せめて国立大学くらいは、今必要とされている研究にいそしんで欲しいと思うのは、衆愚の考えなのでしょうか。

 

「ロボット」は「労働するもの」というチェコ語「ロボタ」から派生した、チェコの作家兼ジャーナリスト、カレル・チャペックの造語。

でも今の日本ではむしろ、「愛玩するもの」となっているようですね。

米朝アンドロイド

文責/篠井 棗

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