人気写真家デザインの軽やか打掛

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皆さま、ごきげんよろしゅうございます。

7月並の暑い日が過ぎたかと思ったら次は大雨。

天候が安定しない4月末です。

この時期の雨は「筍梅雨」と呼ばれるそうで、タケノコが収穫される時期には雨がよく降る。という意味だそうです。

気温の変化や天候不順が生活に大きな影響を与えていた時代の方が、気候を表す豊かな言葉が生まれていたのだなぁと、しみじみ感じます。

 

 

 

3月の卒業袴シーズンが無事終わり、4月の新年度が始まると、着物関連では一気に婚礼関係の仕事が多くなります。厳しい寒さが落ち着いて、花々が咲き始めると、人はやはり心が浮き立ってくるもの。新しいスタートを切りたくなるのかもしれません。

 

重厚な衣装が多い婚礼和装も春でしたら、、ロケーション撮影も屋外神殿挙式も「暑くてバテる~!」なんてこともなく、楽しく着ることが出来ます。

 

特に色打掛は昔ながらのみっしりした織生地衣装はかなりの重さなので、和装婚礼を検討しているプレ花嫁さんは、挙式時期をよくよく吟味して選んでいただきたいと思います。

 

ここ最近特に人気の高い色打掛ですが、やはり伝統的な織の古典柄がまだまだ主流です。もちろん美しいですし、式場映えもいいのですが、もう少し遊び心のある色柄のものがあってもいいんじゃないかなーと思っていたところ、こんな方が婚礼衣装をプロデュースしていたのを最近知りました。ご存じない方も多いかと思いますのでご紹介します。

 

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スポニチアネックス

 

モデルは先日俳優の松田翔太さんと入籍を発表された、秋元梢さん。オリエンタルな美貌に蜷川実花さんのトレードマークでもある極彩色がよくお似合いです。

 

特徴はスーパーインクジェットを用いた京友禅の技法。織と違って染の着物は、彩色の自由度が高く、生地も薄く仕上がるので衣装の重さがかなり軽減されているかと思います。

 

図柄はかなりデフォルメされてはいますが、伝統柄を意識したものになっていて、ポップでカラフルでありながらも、和との融合が上手く取り入れられています。

 

蜷川さんは、安野モヨコさん原作の映画「さくらん」で時代映画の監督もしていました。蜷川ワールド全開!の華やかな映像美でしたので、その時の経験が、この衣装制作にいかんなく発揮されているようです。

 

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こちらの写真では、色掛下を使っているので、ド派手感満載ですが、ノーマルな白掛下コーディネートでしたら、神殿挙式でもいけそうです。

 

もちろん、お色直しや前撮りでしたら、かなり自由なコーディネートが楽しめそうですし、何より衣装が軽そうなのが素晴らしい。

 

毎度毎度、ずっしり思い色打掛をご新婦様にお着せするたびに「ちゃんと着るとこんなに重いんですね~!」と嘆かれる身の着付師としては、衣装の軽量化は大歓迎♪

 

当日体力に自信のない方やご懐妊中の方で和装を着てみたい方、予算の都合もあるかと思いますので、蜷川実花さんの…とは言いませんが、染の打掛もご一考されてみてはいかがでしょうか?

そして、衣装レンタル店さん、織の打掛が圧倒的に多いとは思いますが、もう少し染の打掛も仕入れて、選択肢を多くしてあげてください。

 

文責/篠井 棗

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