桜色のリメイク引振袖

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みなさま、ごきげんよろしゅうございます。

日本の春はウェディングのベストシーズン。

桜の開花から始まって、次々に花が咲いてくるこの季節は、

まさに二人の新しい門出にふさわしい季節です。

 

 

 

 

ウェディングの多い季節であれば、もちろん和装婚礼も多くなります。

たっぷりとした打掛や白無垢は、夏の暑い盛りにはかなりの負担ですが、春先の少しひんやりとした空気の中で着る花嫁衣装は、着る新婦も見る参列者もとても清々しいものです。

ここ最近は圧倒的に色打掛が人気の和装婚礼ですが、人と違う衣装が着たい!という個性派さんや、レトロな雰囲気が好き!という方に人気なのが引振袖。

レンタル衣装店でももちろん借りることは出来ますが、今回ご紹介するのは、成人式振袖をリメイクした引振袖。本当に可愛らしくて品の良い仕上がりです。

 

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なんと、はさみを全く入れずに、ふき綿を付けて仕立ててあるそうです。

お召しになっているのは、背がすらっと高いモデル体型のご新婦様なので、引きの部分が短めですが、アンティークの引振袖は、もともと短めのものが多く、現代風に一手幅分しっかり引きが取れるものはほとんどありません。

ですので、このくらい控えめな引きでももちろん間違いではありません。むしろお隣のご新郎様のタキシードと、軽やかで良いバランスになっています。

 

着付け教室などでは、裄丈・帯幅・引きの長さ、等々、寸法を細かく指導されるので、真面目過ぎる婚礼スタッフさんは「こんな短い引振袖!ダメです!」と言い出しかねません。

 

しかし、結婚式の衣装は雑誌に載せるお手本ではありません。ご新婦様のこだわり、衣装への愛着、深い思いをお召しになるものなのです。

「この着物は丈が短いからダメです」

というのは簡単ですが、それは本当に新郎新婦の思いに寄り添ったご提案でしょうか?

 

一部の隙も無い完璧な衣装と着付け。それを望まれる方も、もちろんいらっしゃるでしょう。

しかし、婚礼衣装は、これから新しいスタートとなる二人の思いを託す特別な衣装。

寸法が合わなくても思い入れのある衣装を着たい、という希望を叶えるお手伝いをすることこそ、お二人の門出を祝う婚礼スタッフの役割でありましょう。

 

桜色の美しい衣装をお召しになったご新婦様は、晴れやかな美しさで輝いていました。

 

成人式にご両親から贈られた振袖をお持ちのお嬢様。婚礼衣装に和装をご検討でしたら、こんな素敵なリメイクをご検討なさってはいかがでしょうか?

親御さんに喜ばれることはもちろん、ご列席者に驚かれることも間違いなし!です。

 

文責/篠井 棗

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