心はすでに、桃の節句へ・・・

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みなさま、ごきげんよろしゅうございます。

はれのひ篠崎社長がようやく出てきました。

終始言い訳だけを並べる、なんとも釈然としない会見には、被害者のみならず、多くの着物関係者が憤りを覚えたことでしょう。

本当に最後まで誠意のかけらもない対応でした。

 

 

 

 

こうしたハリボテ経営者、世の中には結構いるのでしょう。

経営者だけではなく、自称事情通や自称専門家も世の中うじゃうじゃいます。SNSで自分を盛ってアピールすると、実績がないにも関わらず、どんどん名前だけが売れていく…。という悪循環が繰り返されるのです。

困ったことに、本当に実力があって誠意ある仕事をする人ほど、大風呂敷を広げないので人の目につきにくいんですよね。

 

なかなか本人アピールと実態との齟齬を把握するのは難しいのですが、あまりにも大言壮語をぶち上げる人は、言っている事を鵜呑みにせずに、いったん冷静に観察してみた方がいいのでしょう。

 

とはいえ、今回の事件はどうしたって避けられたとは思えません。どこのレンタル店も呉服店も同じように必死に営業をかけているわけですから、経営状態の良し悪しなんて一般ユーザーに分かるわけがないのです。

 

暗澹たる事件でしたが、関係者は、一日も早く返金と商品の発送を遂行していただきたいと思います。

 

さて、暗い話はここまでにしましょう。

成人式が終われば、もう雛祭り!百貨店催事場は1月中旬から、早くも色とりどりの雛人形が並べられています。

 

赤い毛氈におすべらかしのお雛様はわりと現代的な姿です。では昔のお雛様はどんな風情だったかというと…

 

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百段ひな祭り 近江・美濃・飛騨 ひな紀行 (ホテル雅叙園東京ホームページ)

 

個性的な人形がたくさんありますね~

目黒雅叙園では、毎年各地域の雛飾り展覧会を催していて、今年は、近江・美濃・飛騨地方に伝わる品々を展示しています。

 

雛人形のルーツは、穢れを流す「流し雛」。それが上流階級のおままごと道具になり、嫁入り道具になり、女の子の成長を祝うお飾りへと姿と用途を変えていきました。

 

今回の目玉の一つは彦根井伊家のお姫様、砂千代姫の雛道具。由緒正しき、本物の姫の嫁入り道具です。その他、旧家・名家の豪華な雛道具から素朴な郷土玩具まで、一堂に会してまさに圧巻です。

 

展示会場はこれまた絢爛豪華な目黒雅叙園内百段階段(東京都指定有形文化財)。それ自体が美術工芸品である室内装飾も楽しみながら、展示品を観覧することが出来るのです。

 

年明け早々嫌なニュースも多々ありましたので、浮世の憂さを晴らすためにも、浮世離れした雛道具の数々をしみじみ鑑賞してみたいと思います。

 

文責/篠井 棗

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