七五三狂騒曲

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みなさま、ごきげんよろしゅうございます。

台風の翌日に木枯らし一号が吹いた関東地方。

本来でしたら七五三シーズン真っ盛りのはずなんですが、

季節無視の天候のせいで、予約キャンセルが激増しています。

仕事でもプライベートでも、リスケジュールは本当に手間がかかって億劫ですよね…

 

 

 

ただでさえ七五三は、小さいお子さんの体調やご機嫌次第でなかなか予定通りにいかないもの。

さらに天候が悪い中で歩きづらい着物姿の子供連れのお参りは、ご両親の負担を考えると躊躇したくなって当たり前です。

 

しかし、共働き世帯が圧倒的に多く、祖父母も七五三行事に参加したいとなれば、日程調整するのだけでも大変。ようやく決まった日が台風直撃では泣くに泣けません。

 

中には衣装もレンタルしてしまったので、槍が降っても強行します!という強者のご家庭もありましたが…

やはり泣く子と台風には勝てませんね。

 

先日、訪問着の着付けをしたお母様は、しみじみと「七五三の準備がこんなに大変だとは思わなかった…」と参拝前からすでにお疲れのご様子でした。

 

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そんなてんやわんやの七五三ですが、子供の成長を祝う行事なのですから、あまり気負わず無理のない範囲でお祝いしてあげればいいのではないかと思っています。

着付師の立場としては、お子様もお母様も、なんならご兄弟姉妹も、みんな着物着てくれればいいのに!

と欲をかいてしまいますが、仕事を離れて個人の考えとしては、お母様の負担ばかりが増えて、お父様は丸投げ、両家ご両親からは注文ばかり、肝心の子供は着物を嫌がってギャン泣き!となってしまうくらいならば、お家でのんびり宅配ピザでも頼んで、普段着家族写真を自撮りするくらいでもいいんじゃないかなー。と思ったりもしています。

何しろ日本はイベントに完成度の高さを求めすぎ

確かに袴や振袖、ドレスにタキシードと衣装をとっかえひっかえして本格的なスタジオ写真を撮るのは、一大イベントとして達成感はあるかもしれませんが、それでぐったり疲れてしまっては元も子もない気がするのですけれど…

大切なお子様の成長を祝う七五三ですから、盛大にお祝いしたいのもわかりますが、あれもこれも盛り込み過ぎは禁物です。

どうぞ周囲の情報やレンタル店・写真館の思惑に振り回されずに、無理のない企画を立ててください。

 

文責/篠井 棗

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