神前式を広めよう

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みなさま、ごきげんよろしゅうございます。

8月31日、涼しいですね。

関東地方の最高気温は24℃

明日、9月1日はさらに気温が下がって、18℃

台風の影響があるにしても、涼しすぎます。

着物を着るにはいいのですが、

この後来るであろう残暑がかえって恐ろしい…

気温も流行も、ふり幅大きいとついて行けないお年頃になってしまいました。

 

 

 

夏に和装結婚式が激減するのは致しかたない。のですが、

年間通して、もう少し和婚が増えてほしいなーと切実に願っております。

 

着付師としては、神社で式をあげなくても、人前式でも教会式で仏前式でも着物さえ着てくれれば、

それでいいのですが、白無垢綿帽子が着たいとか神社の境内で写真が撮りたいとか、

日本人たるもの八百万の神々に誓いたいなどの希望があれば、やはり神社での挙式は魅力的です。

 

特に最近のパワースポットブームを反映して、恋愛にご利益のある神社は若い女性に大変人気があります。

このブームをしっかりキャッチして、神前式をどーんとアピールしたのが、川越総鎮守・川越氷川神社です。

 

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参道にレッドカーペット、川越氷川神社でファッションショー 華やかな着物姿、参拝客を魅了

(埼玉新聞)

川越氷川神社ホームページ

 

参道にレッドカーペット。ではなく、普通の緋毛氈だと思いますが。

とにかく、和婚の花嫁衣装は種類も豊富できらびやか!

キリスト教会式だと、白いウェディングドレスと決まってしまいますが、

神前式は、白無垢・色打掛・引振袖、と三種類から選べますし、

髪型も伝統的な綿帽子・角隠しだけでなく、洋髪も最近では人気があります。

 

着物は何かと格式ばっていて約束事がうるさい印象ですが、

結婚式に関しては、洋装よりも和装の方が選択肢が多そうです。

 

もともと日本の教会式ブームは、宗教上の理由ではなく、単純におしゃれだから。というだけのものでした。

だったらここは一つ、和風ブーム着物ブーム旋風に乗っかって、

「あえて和婚がおしゃれ」と印象づけてしまえばこっちのもの。

そもそも、キリスト教と違って、神道は信者という考え方を持っていません。

日本人であればどんな宗教を持っていても、その地域の住民はみーんな、うちの神社の氏子。

なのだそうです。だから、神社で結婚式を挙げるのは、誰でもいいんです。

日本の神様は来るもの拒まずなのです。(去る者は祟るかもしれませんが)

 

秋の婚礼シーズンに向けて、まだ挙式スタイルを迷っているカップルの後押しをする素敵なイベント。

神社版のブライダルフェアとでも申しましょうか。

鬱蒼と茂る鎮守の森の深い緑を背景に、絢爛豪華な和装花嫁が厳かに進む姿は、

きっと新たな美を求める新婦の心に強い印象を残したことでしょう。

 

中には「神社だから結婚式やってますよー」くらい受け身であっさりした対応の神社も結構あります。

これから少子化+生涯未婚率の増加に伴って、結婚式の数自体がどんどん減っていくわけですから、

もっともっと神前式アピールしていただかないと・・・

 

私達着付師の婚礼和装の仕事も、減少していってしまいます。

全国の神社さん、がんばって!

 

文責/篠井 棗

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