推しキャラを、肌身離さず・・・

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皆さま、ごきげんよろしゅうございます。

外気温が上がってくると、街ゆく人々の肌の露出が増えてきます。

六本木や表参道などのお洒落タウンには、タトゥーを入れた肌を惜しげもなく見せて闊歩している方もいらっしゃいます。

痛そう、恐そう、カッコイイ・・・等々。感想はさまざまだと思いますが、ここ数年は日本でも、刺青=ヤクザというステレオタイプではなくなっていることは確実なようです。

 

 

 

「刺青」と書くと、不動明王、龍、鯉の滝登り、吉祥天などの伝統的な(ちょっと禍々しい)絵柄を、

背中いっぱいに背負っている、堅気じゃない人々・・・といったイメージがありますが、

「タトゥー」と書くと、途端にアーティストやロックシンガーが尖がったお洒落として、

二の腕や胸元に薔薇や髑髏などを施している、一種のアート表現になった気がします。

 

針を使って肌に絵柄を彫る、という過程は一緒なのですが、

ヤクザ映画で倶利伽羅紋々を背負った強面俳優が暴れまわっていた昭和時代とは、

ずいぶん印象が変わったようです。

 

とはいえ、それが「タトゥー」になったとしても、

マッチョな体つきの男女が己の肉体を誇示する為に、肌に刻印するクールなアクセサリー。

というイメージで、私たち一般人とは全く人生ステージが違う人種が行うものだと思っていたのですが、

いやはや、まさかこんな絵柄が人気になっているとは・・・!

 

「ヲタトゥー」が新たな伝統になる? アニメ×刺青のディープな魅力 (with news)

 

その名も「ヲタトゥー」

ヲタク+タトゥーの造語だそうです。

そして、タトゥーを入れる人も、ガチムチマッチョばかりではなく、普通の体形の人が多いそうです。

時代は変わりました。

肉体誇示のためではなく、キャラクターへの愛の証としてタトゥーを入れるんですね・・・

そういう意味では、江戸時代の女郎が刺青で本命の名前を入れるのと似ているような。

もっとも、女郎たちはすぐに違う相手と懇ろになるので、いちいち消すのが大変だったらしいのですが。

アニメキャラは絶対裏切らないから安心!なんですね~。(本人が飽きたら終わりですが)

 

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うる星やつらのラムちゃんや、エヴァンゲリオンの絵柄を見ると、ギョッとしますが、

考えてみれば、江戸時代の刺青だってその時代の流行りの絵柄を取り入れていたわけですから、

今日本で一番熱い“アニメーション”を題材にすることは、ちっともおかしな事ではないわけです。

 

古くは危険と隣り合わせだった海の男たちが、海難事故の際、

自分の体の見分けがつくようにと入れられたのが刺青の始まりだったとか。

その形態や目的が変わっても、刺青~タトゥー~の伝統が消えてしまうことはないでしょう。

 

後は、愛するキャラクターを我が身を切り刻んで刻印するわけですから、

入れる本人が覚悟を持って臨めばよろしいかと思います。

 

ただし、ヲタトゥーであれタトゥーであれ、一度彫ったものを消すのは容易ではありません。

流行だからと安易に飛びつかないように・・・

特に若い方は、一時の気の迷いかどうか、よくよく自問してから結論を出してくださいね!

(個人的には痛いのキライなので、シールじゃダメかな~?と思っちゃいます(^^;)

 

文責/篠井 棗

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