年の瀬風習あれこれ

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みなさま、ごきげんよろしゅうございます。

いよいよ大晦日!

クリスマス過ぎるとあっという間ですよね~

個人的にはクリスマスがあと10日くらい早ければ、

年末のスケジュールがもっとスムーズに進むような気がするのですが・・・

結局ぎりぎりにならないとやらない性格を直さないと、

日にちがいくらあってもダメってことでしょうね。

 

 

 

大晦日の過ごし方は各地で様々だと思います。

我々関東人はやはり年越し蕎麦が一般的です。

大掃除でわたわたしながらつけっぱなしのテレビを見ていたら、

都内の某有名蕎麦店ではお昼から行列ができている様子。

「この人たち、もう大掃除もお正月の準備全部終わってるんだぁ~!」

と、羨ましいやら焦るやら・・・

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それはさておき、年越しにお蕎麦を食べる風習は江戸時代にはすでに広まっていたようです。

由来は様々あるようですが、

有名なのは、金箔職人さんが散らばった金箔をそばを丸めた団子にくっつけて集めたことから、

「お金が集まる」と縁起を担いで食べ始めた。というもの。

いかにも江戸っ子らしい、洒落の聞いた由来です。

 

食べるタイミングも各地で違うそうで、年跨ぎはいけないとか、

いやいや年明け元旦に食べるとか、小正月に食べるとか・・・etc.

それぞれの地域に長年伝わった習慣があるのがまた、日本の年越しの面白いところですね。

 

さて、食べるのも大事ですが、お正月を迎えるにあたって、自分自身もこざっぱりにしておこう。

というのも、きれい好きな日本人らしい習慣です。

今はそれほどお客さんは多くないそうですが、

理美容院が31日まで開店しているのも、そうした昔からの習わしだそうです。

 

戦後は少なくなったみたいですが、良家のお嬢さん・ご婦人たちは、

年末は必ず日本髪を結っていました。

もちろん年末年始は崩れないように箱枕を使用、お正月は晴れ着姿でお年始回りをしたのだとか。

鬢付け油をしっかり付けた日本髪は、1週間ほどもそのままだったそうです。

地肌がかゆくても我慢我慢。

昔も今も、女性のおしゃれは我慢が必要だったのですね。

 

それにしても、振袖日本髪の女性たちが連れ立って、

急ぎ足で街中を巡る光景は、さぞ風情あるものだったことでしょう。

 

戦後60年以上たって、すっかり欧米化した私たちの生活ですが、

ここに来て、また少しずつ和風文化が注目を集めています。

 

もちろん、我慢して日本髪を結うのはかなりしんどいので、

可愛らしいアップスタイルにカジュアルな着物で初詣に繰り出すだけでも充分ステキです。

 

現代風だけど日本伝統をちょっと意識しての年末年始を過ごすことは、

簡単にできる自国文化の継承ではないでしょうか。

 

各地各人各様の年の瀬。

肩ひじ張らずに、皆さま、よいお年をお迎えください!

 

文責/篠井 棗

 

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