写楽刺繍半衿に視線釘付け!

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みなさま、ごきげんよろしゅうございます。

いつの間にか空気が冷たくなり

カーディガンとショールだったのが、コートとマフラーになり・・・

自然が少ない都心では、人々の服装が季節を感じる手立てになっています。

 

 

 

芸術の秋、ということで行ってまいりました。

東京デザインウィーク2016の「写楽インスパイア展」です。

 

TOKYO DESIGN WEEK 写楽インスパイア展

 

若手からベテランまで、写楽の浮世絵からインスパイアを受けた様々な作品が展示されています。

中でも一際目を引いたのが、写楽の名作「大谷鬼次」を五分割にした刺繍半衿!

織田きもの専門学校卒業生5人で結成された、キモノ発信集団 絲―ito―の作品です。

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縮緬の地布がちゃんと定式幕の色になっていて、それはそれは見事な出来栄えです。

制作者の方にお話を聞いたところ、着物で使う半衿なのですが、

今回はフランス刺繍の技を駆使して模様付けをしたとのこと。

まさかの木綿糸刺繍によるクロスオーバー作品なのでした。

 

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細かいところまで見てみると、

模様が独鈷や分銅、青海波、麻の葉などの日本の伝統柄で刺繍されていて、

芸の細かさに圧倒されます。

さぞやご苦労されたでしょうね・・・

 

デザインウィークの一環だけあって、

他の作品は、動画デジタルアートや奇抜なグラフィックアートが多かったので、

若い女性集まりであるitoのメンバーが、針と糸を動かして一針一針縫いあげた作品は、

逆に新鮮なインパクトがありました。

 

ちなみに隣に飾ってあったのは安齋肇さんのTシャツ。

俳優・温水洋一さんに写楽の目張りをしただけ。

という、ゆるーい作品だったので、刺繍半衿は余計に目立っていました(^^;)

 

中には「え、これって作品?」と首を傾げてしまうような物もありましたが、

(段ボール積み上げただけで「歌舞伎の楽屋をイメージ」とか・・・さすがにどうなんだろ?)

海外でも人気のある浮世絵を現代アートに置き換える試みは、かなり刺激的でした。

 

開催期間は11月7日(月)まで。

明治神宮外苑絵画館前広場にて。

写楽インスパイア展以外にも、企業ブースや音楽祭など楽しい出し物がいっぱいあって、

見応えありますよ~♪

 

文責/篠井 棗

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