漢気あふれる修復資金援助

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みなさま、ごきげんよろしゅうございます。

そろそろGWの予定は決まりましたか?

旅行に行く人、帰省する人、お仕事の人・・・

予定はさまざまだと思いますが、

爽やかな季節を、有意義に過ごしたいですね!

 

 

 

熊本地震では、家屋の損壊も多数ありましたが、ニュースでも取り上げられる機会が多いのが、

被災した国宝・熊本城の痛々しい姿です。

築城400年を誇る名城も、瓦が落ち、石垣が崩れた無残な姿となってしまいました。

 

文化庁の調査によると、物見櫓など13以上の建造物が破損しており、

過去最大規模の修復事業になる見通しだそうです

 

自然災害ですから致し方ないとはいえ、

広範囲な被害と膨大になるであろう修繕費用に、気が遠くなってしまいそうです・・・

 

しかし、これに対して、日本財団が修復費用として30億円を支出することを決定しました!

 

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熊本城修理「最大規模に」 文化庁が視察 (日本経済新聞)

 

文化支援を積極的に行ってきた日本財団ですから、金出してくれるのは当たり前のようですが、

やはり30億円は漢気あふれる金額です。

その他、市民への援助金等々、総額96億円もの援助がいち早く決定されました。

 

まったく、頭の下がる即断即決と金額の多さです・・・

 

日本の城郭は復元されたものが多く、現存しているのはたったの12城郭のみ。

なかでも熊本城は、その規模と歴史的価値からいっても大変貴重な城の一つです。

 

城は完全倒壊したわけではありません。

ここは一つ、日本財団からの莫大な資金援助に報いるためにも、

被害の詳細を出来る限り正確に把握し、

忠実かつ堅牢な、後世まで名を残す修繕修理を行ってほしいと思います。

 

もちろん、被災者の救助救援が最優先されなければいけないのはわかっていますが、

熊本城は九州の、ひいては日本の宝です。

文化財を守ることは人間性の回復にもつながる事業なのです。

 

御大層なことを述べましたが、日本の文化遺産として、放置しないでちゃんと修復しますよ!

という至極真っ当な判断を国が下してくれたこと。

それに伴って、日本財団が億単位の資金援助を即決してくれたこと。

日本に住むものとして、久しぶりに感動を覚えたのです。

 

当たり前だろうと言われれば確かにそうなんですが、

世界の紛争地域には、修復どころか率先して貴重な文化財壊している所もありますので、

国が安定している(種々課題はあるとはいえ)ということは、

文化を守るために一番大切なことなんだなぁ・・・。

と感慨深く思った次第でした。

 

この度の震災で被災された皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。

日本文化を愛する一人として、倒壊した熊本城の姿を心に留めながら、

被災地域のいち早い復興を願っております。

 

文責/篠井 棗

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