給湯室で一服点てよう

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みなさま、ごきげんよろしゅうございます。

関東もいよいよ桜が開花。今週末くらいに見ごろを迎えそうです。

浮世の憂さを晴らそうと、

花の下ではついつい馬鹿騒ぎをしてしまいがち。

楽しいのは結構ですが、

枝を折ったり、ゴミを放置したりといった迷惑行為は、厳禁ですよ!

 

 

 

花見といえば、お酒・・・ですが、下戸の方やハンドルキーパーの方は、

ペットボトルのお茶を味気なく飲むのが関の山でしょうか。

 

古来より、茶道には「野点」という風流な野外お茶会の習慣がありました。

野点専用の小ぶりな茶道具一式を持ち出して、花びら散る中お点前をする・・・

なんとも心の贅沢が満喫できそうです。

酔ったもん勝ちの無礼講もいいですが、

ノンアルコール花見だって見直されていいはずですよね。

桜舞い散る屋外で、立派な茶道具を使って茶を喫する・・・。誠に風情があります。

しかし、衆人環視の元でおぼつかない野点をする勇気はなかなか出ないもの。

 

それより、もっと気軽に、もっと手っ取り早く、そしてなによりも、武士が始めた茶道を、

現代のサムライである、サラリーマン・OLこそがたしなむべきではないのか!?

という、ものすごいカッコいいコンセプトのもと、

現代流(?)茶道が創始されましたので、ご紹介します。

 

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給湯流茶道 ホームページ

 

その名も「給湯流茶道」

ネーミングも素晴らしいです。

やはり社会人としてプレゼン慣れしているメンバーの方々が発案したからでしょうか、

流派主旨にも一貫性があり、冗談みたいな給湯室でのお点前が、

ものすごく茶道の本質に迫っているように感じられるのです。

 

狭い給湯室を、千利休の待庵に見立て、

日々戦いに明け暮れる戦国武将の姿を、

日々売り上げアップに血道を上げる自らの姿に重ね合わせて、一服の茶を点てる。

深遠で尊い気がしてくるではありませんか・・・

 

現代流茶道らしく、ホームページもとてもおしゃれに出来ています。

写真もたくさんアップされていて、若いメンバーが狭い給湯室で膝を詰めあって茶会を開いている様は、

なんとも言えずほっこり・・・

まったくシャレのきいた、「給湯流」茶道。

ポットと茶碗・茶筅があれば誰でも出来てしまいそうな、敷居の低さも魅力的です。

 

お花見の席で抹茶を点てるのは、ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、

給湯室で同僚とお抹茶遊びをするのは、案外いけるかもしれません。

 

上司や取引先との戦いに疲れた社会人の皆さまが、つかの間の癒しを求めて、

おいしい和菓子と共に、15分の休憩時間茶会を催す。

新しく麗しい日本の文化であろうかと思います。

ぜひ、給湯室のある企業に広まっていってほしいです。

 

それにしても、日本のOLさんって本当におもしろいこと考えつきますよねー。

 

文責/篠井 棗

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