伝統伎も先端技術だ

無題

みなさま、ごきげんよろしゅうございます。

三連休中は少々天候の崩れもありましたが、

概ね穏やかな秋晴れの続いている神無月。

各地の紅葉も少しずつ色付きはじめ、

旅行気分がむくむくしてきますね。

 

 

 

江戸から続く都市・東京には、最先端技術が集まるだけではなく、

伝統文化もまた継承されている都市でもあります。

 

10月2日、東京都国際フォーラムにて開催された総合ビジネスフェアでは、

東京都内の中小企業を中心に約250社が集い、自社の技術を競い合いました。

 

先端医療技術から、IT、建築など各分野から多くの中小企業が自社の主力製品を展示。

マッチングのための商談ブースも活気づいていて、

やはり日本の経済は中小企業が支えているんだなーと実感しました。

 

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江戸・TOKYO 技とテクノの融合展について (東京信用保証協会HP)

 

この手の展示会は、ほとんどが先端科学技術系の企業で占められているのが普通ですが、

「江戸」と銘打っているだけあって、今回の展示会には、

江戸の伝統工芸を守り続けている企業も、少なからず出展しています。

 

銀細工、象牙細工、黄八丈、本染め浴衣、江戸刺繍など、着物に関わる伝統工芸もあり、見ごたえ十分。

意外な場所で江戸の職人技を発見してしまいました。

 

また、伝統工芸エリア中央には特設展示コーナーも設けられており、

各企業の匠の技を極めた作品をまとめて鑑賞することも出来ます。

細かすぎて目がくらみそうな江戸切子のグラスは、素晴らしい美しさ・・・。

日本の手仕事もまた、最先端の技術であることがわかります。

 

その他、3cm程しかない象牙に、動物や能面を精緻に掘り出した、象牙細工の帯留や、

無粋な国際フォーラム展示場とは思えないほど、目の保養になるものばかり。

 

伝統工芸コーナーではありませんでしたが、紙容器の会社に、

一見漆塗り重箱や、有田焼の小鉢にしか見えないような、紙製容器が置いてあったり、

独自の技術で開発した化粧品を若い女性社員が一生懸命アピールしていたりと、

他のエリアも面白いものがたくさんありました。

 

企業向けビジネスフェアは、一般の人には縁遠いかもしれませんが、入場料は無料だし、

実際の作り手がブースに来ているので、制作上の面白いお話は聞けるし、意外と穴場でした。

大人の社会科見学として、これからも探してみたいと思います。

 

文責/篠井 棗

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