飲む酒くらい自由に選びたい

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みなさま、ごきげんよろしゅうございます。

とうとう夏の風物詩、夏の全国高校野球選手権も終わってしまいました。

甲子園の決勝戦が終わると、夏が終わるな・・・と感じる方も多いようです。

確かに、決勝戦当日は秋の気配を感じる天候になりました。

 

 

 

酒の話が続いてすみません。

ブドウが美味しい甲州市で、噂の「乾杯条例」がとうとう制定されました。

 

白ワイン乾杯条例可決へ 山梨・甲州市 (京都新聞)

 

乾杯条例とは、地元産の酒で乾杯しましょう。と、市議会が圧力をかけてくる

大変よけいなお世話な条例で、すでに山形県などで採択されています。

 

市民が何で乾杯使用が余計なお世話だってば・・・

ていうか、地方自治体の最高決定機関なんだから、他に決めなきゃいけない事たくさんあるでしょうに!

保育園増やすとか少子高齢化対策するとか税金増やすために企業誘致するとか!

 

つくづく、人間は目先の楽しげなことばかりに食いついて、やっかいそうな事案は後回しにする生き物です。

 

だいたい、乾杯条例でやることってなんなんでしょう?

と思ったら、居酒屋に白ワインをたくさん仕入れてください。とお願いしたり、

白ワインの日を作ったりするだけらしいです。

 

ますますもって、ヒマなのか!?お前たちー!!!(←市議会議員)

 

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着るもの・食べるもの、に関して、他人からとやかく言われることほど、腹立たしいことはありません。

普段、着物の仕事をしている私は、着物の格式や季節でのルールなどは説明することもあります。

お酒に関していえば、アペリティフにはキールやシェリー、ジビエ料理にはブルゴーニュ系、など、

料理に合わせたルールがあります。

 

こうしたお酒と料理の相性上のルールや着物のTPOは、

知らないより知っていたほうがいいとは思いますが、

そんなことよりも大切なのは、本人の好みであることは言うまでもありません。

 

飲む人の好みを無視して、地元の酒だから乾杯に飲め。という押しつけルールは、百害あって一利なし。

ただただ地元の酒を飲ませて売り上げアップを企てているだけでしょう。

 

本当に美味しければ、地元だけでなく全国の人が飲んでくれると思いますし、

そのための広報活動は、あくまでも民間で行うべきでしょう。

地元商工会議所が、積極的に全国に向けてPR活動をしているというのなら、応援しがいもあるのですが・・・

 

山梨県は国内有数のワイン生産地ですし、

本場に負けない上質なものを各ワイナリーが競って出しています。

そこへいちいち行政が口出すなんて、野暮の極み!

逆に「そう言われると違うもの飲みたくなっちゃう」というアナーキーな飲兵衛も出てきそうです。

 

当事者である地元ワイン生産者の方がどう思っているかはわかりませんが、

国産ワインを応援したい酒好きの一員としては、

「条例」なんて形式で上から圧をかけるようなマネは、たとえ強要でないにせよやめてほしいと思います。

 

文責/篠井 棗

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