敷居が高過ぎて・・・

お茶

みなさま、ごきげんよろしゅうございます。

5月に真夏日があると、夏が来るのが早くなるそうです。

ここ最近の日本の暑さはハンパないので、

これがさらに前倒しだれるかと思うと・・・

むしろ自分が倒れてしまいそうです。

 

 

 

茶道は、敷居が高そうで、敬遠されがちな和のお稽古事の筆頭でしょう。

名前に「道」が付くお稽古事は、やれ看板料だの大先生へのお心付けだのと、

お月謝以外のよくわからないお金がどんどんかかりますし、

一番弟子から初心者までのヒエラルキーもあって、人間関係も結構複雑。

お免状を取るつもりもなく、たしなみ程度に仕事の息抜きで来ているはずなのに、

かえって人間関係の悩みにはまってしまう・・・なんてことも。

 

カルチャースクールなどで気軽に始められる、お稽古と違い、

和事は大きな組織に所属する個人の先生の教室が多いので、

入ったはいいけれど、結局身動きが取れなくなる・・・

 

たとえば一度付いた先生から、他の先生に変わるのも、

上級の生徒さんがお点前をしているところを、入ったばかりの生徒さんが見学するのも、ご法度。

 

堅苦しいですよね。

 

こんな「ザ・花嫁修業」みたいなお稽古では、

今どき会社勤めのOLさんがゆったり続けられるわけがありません。

 

曜日や時間も融通が利かないのでは、残業や出張などでどうしても同じ曜日に行けない勤労生徒さんは、

1週間、2週間と、どんどん間が空いてしまい、結局続かなくなってしまいます。

 

和の文化が廃れていくのは、こうした文化伝承の構造的な問題もあるのでしょう。

 

これでは洋物のスクール(華道ではなくフラワーアレンジメント、香道ではなくアロマテラピー)

の自由さと比べて、どうしても敷居が高くなってしまい、

結果的に和文化が日本人から遠くなってしまっていると思います。

 

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手軽に茶道楽しむ教室 (タウンニュース)

 

ただ、権威ぶっている先生や組織ばかりが、いつまでも幅を利かせているわけではありません。

上記に紹介したニュースのように、もっと茶道を身近に感じてほしい、

と、頑張っている先生方もたくさん活躍しています。

子供の頃に和のお稽古を気軽に経験する機会があれば、

そしてその経験が、楽しくとっつき易いものであれば、

大人になってからも、きっと抵抗なく茶の湯の文化に親しめるでしょう。

 

意識の高い先生たちの地道な取り組みが、

利権がらみの大組織や協会による弊害に打ち勝っていく事を、心から願っています!

 

文責/篠井 棗

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