十三歳の厄落とし

img05

みなさま、ごきげんよろしゅうございます。

桜前線が日本列島を上昇中です。

毎年この時期は、お花見日程に右往左往してしまいますね。

曜日を気にしなければ、4月1日は毎年いい感じに開花しているのでおすすめです。

酒飲みながらホラ吹いて・・・

あ、いつもとやってること変わらない!(>_<)

 

 

 

北陸新幹線開通で注目の集まる金沢で、3月29日「十三詣り」が行われました。

十三詣り。というのは13歳になった男女児が、学業成就を願う行事として、

現在でも西日本を中心に広く行われています。

女児は肩上げした振袖を着ます。可愛いですね~

342365_photo

 

着物姿で学業成就祈る 金沢で新中学生「十三詣り」 (中日新聞)

 

十三歳は干支が一巡して元に戻る歳、であり、また最初の厄年でもあります

十三詣りは、男女ともに心と体の変化が著しい年齢に、厄を落として健やかな成長を願う通過儀礼なのです

 

京都では、法輪寺にお参りして知恵を授けてもらった後、渡月橋を渡るそうです。

この橋を振り返らずに渡ると、授かった知恵が逃げないと言われています。

各地でいろいろな風習が残っていますね。

 

学問の仏様、虚空蔵菩薩が、思春期の男女に英知を授けるという、十三詣り。

昔ながらの通過儀礼を残していく事も大事ですが、

何より、子供たちがハレの場で着物を着る機会が少ない昨今、

こうした行事で少しでも着物に触れる機会を設けてもらうことは、

これから先、着物に興味を持ってもらうためにも非常に大切なことだと思います。

 

成人式や結婚式で着付けをすると、たいていのお嬢さんが、

「浴衣くらい自分で着られるといいんですけれど・・・」と言ってくれます。

ようするに、成人式までこれといって着物に接する正式なチャンスがないので、

気がついてみたら「着られなかった」になっているのです。

 

十三歳という多感な時期に、着物の美しさや日本の行事のおごそかさを体験することは、

たとえその後着物に縁のない生活を送ったとしても、大切な思い出になることでしょう。

その時の印象を後で思い出して、「ゆかた、着てみようかな」と気軽に考えてくれれば、

和装に対して、それほど抵抗を感じないはず。

最初はネット動画を見ながら、浴衣に兵児帯蝶々結びでもいいと思います。

いかに着物に触れるチャンスを多く持てるか、という事なのです。

 

七五三と成人式以外にも、着物を着る機会がたくさん増えることで、

和装文化が若い人に広がっていく契機になるといいですね。

 

文責/篠井 棗

 

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です