手漉き和紙、無形文化遺産に。

465457

みなさま、ごきげんよろしゅうございます。

北海道で初雪が降ったり、

関東地方で木枯らしが吹いたり。

季節は確実に秋から冬へと移ろっています。

高い青空の下では乾燥した空気が吹き付けますので、

肌荒れや喉の痛みなど、体の不調が噴出しがち。

くれぐれも、健康と美容に気をつけて、お過ごしください!

 

 

 

「和紙」が無形文化遺産へ (朝日新聞デジタル)

 

「日本の手漉き和紙」技術が、ユネスコの無形文化遺産に登録される見通しとなりました。

手漉き和紙では、「石州半紙」、「本美濃紙」がすでに無形文化財の指定を受けていますので、

これに埼玉県小川町産の「細川紙」が加わり、三点をまとめて手漉き和紙として登録推薦をしていました。

今月28日、ユネスコ補助機関より登録勧告があったことを文化庁が発表。

登録はほぼ確実となりました。

 

最近では「和食」が無形文化遺産に登録されたことが記憶に新しいです。

日本の繊細で巧緻な手仕事の技術は、世界からも高く評価されています。

 

日本の伝統がまた一つ、世界に認められているということは、大変喜ばしいことです。

 

image_3265_400_0

 

今回新たに「伝統的手漉き和紙」の一つに加わった小川和紙。

その起源は古く、1300年以上前に渡来人によって技術がもたらされたといわれています。

仏教隆盛の時代、経典などを書き写す紙として、重用されました。

その後、紙の需要が一気に高まった江戸時代には、地域産業として発展。

なかでも国の重要無形文化財となっている「細川紙」と呼ばれる楮紙は、

丈夫な紙質から代表的な小川和紙として現在まで受け継がれています。

 

小川町では小学生が紙漉き体験をして、自ら漉いた紙を卒業証書にして卒業式に授与されています

子供たちにとっては地域の伝統産業を身近に感じることで、思い出にも残りますね。

また、観光客向けに和紙の手漉き体験が出来る工房もあり、

花や葉を漉き込んだオリジナルの和紙も作れるそうです。

 

パルプ製の洋紙に押され気味ではありますが、

近年では、繊維の長い独特の風合いが、

ちぎり絵やランプシェードなど、美術工芸品としても人気が出てきています。

 

吸湿性に富み、強度もある和紙は、着物のたとう紙や婚礼衣装の衿芯に使う料紙など、

着物生活の様々な場面にも活用されています。

着物好きの私たちにとっても、和紙はなくてはならない素材です。

 

地域で大切に守ってきた、和紙の文化。

これからも大切に育んでいってほしいですね。

 

文責/篠井 棗

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です