国技館の華

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みなさま、ごきげんよろしゅうございます。

いよいよ九月も晦日。明日はいよいよ衣更えですね。

天気予報によると、十月一日はいきなり台風だそうです。

直撃ではないので、交通機関等は大丈夫そうですが、

お出かけの際は、雨具をお忘れなく!

 

 

 

相撲協会の女性職員、着物で来場者お見送り (スポーツ報知)

 

大相撲秋場所、優勝は横綱白鵬。

左目を負傷して青タン作っている姿が痛々しいのですが、やはり強い。

最終日は日馬富士との横綱対決を制しての優勝でした。

あっぱれ!

 

さてその白鵬関ですが、着物の趣味がとてもいいですね。

NHKでインタビューを受けている際にお召しになっている着物も、渋くてかっこいい。

細かい網目模様の薄茶色の羽織には、洒落た飾り石の羽織留。

濃茶の長着と辛子色の袴。秋らしくて渋いコーディネートです。

某民放バラエティ出演の際着ていた浴衣は、

有松鳴海絞りのとても華やかな(そして高価な!)ものでした。

他にも今場所では、新入幕力士・遠藤が9勝5敗と大活躍したことが話題になりました。

惜しくも途中休場となってしまいましたが、寺尾関以来のイケメン力士登場に、

世の女性達はすっかり心奪われてしまったのでした。

まだ髷も結えない大学相撲チャンピオン出身の若手力士ですが、

インタビューの受け答えもしっかりしていて、これからの楽しみです。

一連の不祥事の影響もあって、ここ数年の相撲界の状況はあまり芳しくなく客離れが著しかったのですが、

やはり強い力士の登場が一番の活性剤となるようです。

 

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さて、そんな着物文化の総本山・両国国技館ですが、

着物で来場しているお客様に、特製手拭いを贈呈してくれる「和装day」という日があります。

この日はお客様だけでなく、国技館の女性職員も、打ち出し後に着物姿でお見送りしてくれます。

今場所から始まったイベントだそうですが、なかなか風情があっていいですね。

歌舞伎も相撲も、お客様の方に着物で来て下さい、というイベントはよくありますが、

職員も着物姿で登場、というのは珍しいです。

来場された方にとっては、嬉しいお見送りだったのではないでしょうか。

 

本来着物は、単純に「着るモノ」なわけですが、

現在の日本では和装の人を街中で見かけることが少なくなってしまいましたので、

着物姿そのものに、単なる服という枠を超えて、

「和を演出する」という役割が与えられるようになったようです。

着物が好きで着物を着ているだけの私たちも、

知らず知らずのうちに日本らしい風景の一点景の役割を担っているのかもしれません。

そんなことをつらつら思いつつ、ほどほどに心して着物を楽しんでいきましょうか。

 

文責/篠井 棗

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