豊国・広重+ドラえもん?

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みなさま、ごきげんよろしゅうございます。

高校野球が開幕。

猛暑の中、懸命にグラウンドを疾駆する選手たちも、

応援する観客も、それはそれは暑そうです。

もういい加減「夏の甲子園」やめて、

夏の大阪ドームとか夏の札幌ドームとかにすればいいのに・・・。

 

↑ドラえもんとのび太いないバージョン

 

 

浮世絵にドラえもんを描いた「うちわ」がクール

(ねとらぼ) 

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風鈴・日傘・うちわに扇子。

夏の風物詩は目にしただけで体感温度が2度下がる・・・。

わけでもないんですが、蒸し暑い日本の必需品として、毎年様々な意匠を凝らして販売されます。

というわけで、今回ご紹介するのは、江戸の老舗が集う協会・東都のれん会プロデュース、

「ドラえもん&浮世絵うちわ」です。

元・版元、現在は和雑貨店となっている日本橋伊場仙さんが所蔵する版木画を元に多色刷りされた浮世絵に、

日本の国民的キャラクターがまさかの参戦。

ケレン味たっぷりで色遣いも派手派手しい豊国バージョンと、

浮世絵らしいジャパンブルーの川べりに、青いドラえもんがひっそり佇む広重バージョン。

役者絵を得意とした豊国と、名所絵「東海道五拾三次」でおなじみの広重。

まったく個性の違う二大浮世絵師と、昭和の名キャラクター・ドラえもんの共演うちわは、

デザイン性も高く、本当に良い出来です。

 

浮世絵は漫画のルーツの一つで、どちらも大量生産を目的とした摺りものと印刷ですので、

はっきりした輪郭線とあざやかな色遣いが特徴。

制作工程がよく似ているだけにコラボにまったく違和感がなく、二百年近い年齢差(?)を感じさせません。

これ企画した人、目の付けどころが素晴らしいですね。

お子さんや若い男性は、豊国バージョンで元気よく大見得を切って

女性やご年配の方は、広重バージョンで首筋あたりをしっとり煽いで

お値段2100円と、うちわにしては少々お高めですが、

これ持っているだけで浴衣姿がセンスアップしそうです。

 

ところで、夏のお出かけに携帯するのはうちわか扇子か?

悩ましいところですよね~。

どちら派も一家言あると思いますし、バッグに忍ばせるには扇子が便利ですが、

お祭りや花火大会で着る浴衣には、やっぱりうちわがお似合いです。

若いお兄ちゃんが、竹製のうちわ(駅で配っているようなプラスチック製じゃなくて)を、

貝の口の結び目にひょいと差している姿は、なんとも夏らしくて粋なものです。

 

一度花火大会に、チープなお値段の浴衣&帯+扇子で出かけてみたのですが・・・。

どうもしっくりこない。

いえ、着付けも帯結びもちゃんとしたんですよ。

でも逆に、それがチグハグの原因だったみたいです。

ポリエステルのペラペラ帯に扇子を差すくらいなら、プラスチック製でもうちわをバタバタさせていた方が、

夏にはよっぽどお似合いなんですねぇ。

そして、カジュアル浴衣はあんまりカッチリ着付けてはいけません。ということでした。

ビシッと着るのは絞りや麻の高級浴衣で十分。

普段は背筋伸ばしてビシッと決めてる着物女子&男子も、

蒸し暑い夏は、スキを見せてゆるっと着ているくらいがちょうどいいのかもしれません。

 

浮世絵は江戸時代に生れた粋な庶民文化。

そういえば、浮世絵美人は春夏秋冬ゆるりと着物を着ています。

礼装ではそうもいきませんが、夏ぐらい江戸のお姐さんを見習ってみましょうか。

着付けは気張らずささっと済ませて、お気に入りのうちわをちょいと後帯に挟んで・・・。

さて、ドラえもん&広重・豊国うちわは、いったいどこで購入できるのかしら?

 

文責/篠井 棗

 

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